札幌の税理士事務所で働くスタッフのブログ

札幌の税理士事務所で働きながら、様々な角度から記事を書いています。

理容師と美容師の違い

男性や女性に限らず、頭髪は1か月もすると、かなり伸びるので、理容院や理髪店と言った男性が中心に訪れる店や、女性が中心に訪れる美容院で散髪してもらう事になります。

 

 

 

しかし、現在では、男性が美容院へ訪れたり、女性が理容院へ訪れたりする事が多く、その利用方法が変わってきているのも事実です。

 

 

 

その為、多くの男性が、理容院から美容院へ流れ、理容院の経営が、ひっ迫している店があります。

 

 

 

そして、店のスタッフには、理容院は“理容師”が、美容院には“美容師”がそれぞれ在籍し、どちらも来店客の対応をしていますが、個人的には、殆ど同じ店なので、その違いについて御紹介します。

 

 

 

まず、理容師は、“頭髪の刈り込み、顔そりなどの方法により、容姿を整えること”という定義があります。

 

これは、理容師法に定められています。

 

 

 

そして、美容師は、“パーマネントウエーブや結髪、化粧などの方法により、容姿を美しくすること”と言う定義があります。

 

こちらは、美容師法に定められています。

 

 

 

この上記の部分での大きな違いは、“顔剃り”になります。

 

これは、“カミソリ”を使用するには、“理容師”の国家資格が必要なので、美容師には出来ない事なのですが、化粧の一部として、“眉毛を剃る”等の行為は出来ます。

 

 

 

この剃刀の有無によって、女性が、理容院でカミソリを使用して、無駄毛を処理してもらう人がいますので、理容院に来たはずなのに、女性が居て驚く事があります。

 

 

 

本来の姿として、熱々のタオルを顔に乗せて、毛穴を広げ、髭を剃り易くしている光景を、直ぐに想像できますが、それが、タオルを取った時、女性だったとすると、ビックリするのは無理もない事です。

 

 

 

“剃刀”は、理容師に出来ても美容師は出来ませんが、その逆に、美容師が出来ても理容師には出来ない事があります。

 

それは、パーマをかける事になります。

 

 

 

パーマは、美容院でなければ出来ませんので、近年、男性が髪にパーマをあてる為に美容院に訪れるのは、この為です。

 

 

 

しかし、過去に流行った“パンチパーマ”は、“アイロン鏝(こて)”を使用する為、理容師にしか、使用する事が出来ず、美容師には出来ません。

 

 

 

そして、大きな違いとして、シャンプーになります。

 

これは、理容院では、上体を前掲し、顔を洗面台へ近づけますが、美容院では、仰向けになり、顔に水がかからないようになっています。

 

 

 

また、理容院では、散髪した場所で、前に屈むことで洗髪しますが、美容院では、散髪した場所から、“移動”して洗髪します。

 

 

 

これは、女性は、顔に化粧をするので、前に屈み洗髪し、顔に水がかかると、化粧が取れ、別人になってしまい、担当者が分からなくなってしまうからです。

 

 

 

以上のように、理容院と美容院の違いになります。

 

そして、理容院と美容院を“融合”させた店舗を、起業する事は可能ですが、この場合、中で繋がっていても、入口が別々になっている必要があるのです。

 

 

 

起業を考えている人は、この点を踏まえて、検討すると良いでしょう。

 

 

 

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