札幌の税理士事務所で働くスタッフのブログ

札幌の税理士事務所で働きながら、様々な角度から記事を書いています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

人材採用の際に気をつけるべきポイントは?

経営を行っている方で必要となるのは人材です。もちろん人材は雇わなければいけませんが、どのような人材を雇うのか、といったことが大切になります。 人材の質によってこれからの事業の展開に影響が及ぼされるからです。 今回は、その人材を採用する際に注…

税務調査について

私は過去、とある宗教法人にて仕事をしていました。 それは決して会計職とは関係なく、任されていたのは主に施設管理、特に外回りです。 夏になれば草を刈り、枝を切る。 冬になれば雪をかき、夏場に切っておいた枝等を焼却する。 その他にもゴミ出しや、何…

EAP(従業員援助プログラム)について

EAPについて話していきたい。EAPは 、「従業員援助プログラム」と呼ばれる。「仕事上の業績に影響を与える社員・職員の個人的問題を見つけて解決する」ための各種の援助、および「職場組織が生産性に関連する問題を提議する」ための援助を行うことが目的だ。…

企業と家計の分離の再統一について

企業と家計の分離の再統一について、これから書いていきたいと思う。情報化の進展によって、企業と家計の分離が再統一される動きも高まってきている点に注目したい。 自然経済を基礎としていた前近代社会における家業型経営が否定され、近代社会では企業型経…

委託加工とフランチャイジングについて

委託加工とフランチャイジングについて話していきたいと思う。委託加工とは、必要な場合、原材料・部品や設備を海外から現地に持ち込み、現地企業が加工して製品として海外の委託発注企業が引き取る方法である。 主に、人件費の安い、中国やバトナムなどの発…

グレイナーモデルについて

グレイナーモデルについて考えることにしたい。企業は設立後、どのような段階を経て成長するのであろうか。そして、各段階において、どのような問題が生じるのであろうか。このような点から、いくつかの企業成長モデルが考案されてきた。 グレイナーは、「成…

基本的な組織形態について

基本的な組織形態についてまとめていきたい。もっとも基本的な組織形態とされるのは、ライン組織である。これは直系組織ともよばれるように、部下は常に1人の上司からの指示を受け、また報告ができるよう、一直線の指揮命令系統による組織である。 ファヨー…

もし税金が無かったら

「もし税金が無かったら」そんなこと、考えたことないですか? 日々、「納税」に頭を痛める人にとっては、朗報でしょうが、万事めでたしめでたしとはいきません。 例えば、救急車が消防署からやってきて怪我人や病人を運ぶのにも税金は使われています。 つま…

理容師と美容師の違い

男性や女性に限らず、頭髪は1か月もすると、かなり伸びるので、理容院や理髪店と言った男性が中心に訪れる店や、女性が中心に訪れる美容院で散髪してもらう事になります。 しかし、現在では、男性が美容院へ訪れたり、女性が理容院へ訪れたりする事が多く、…

税理士について

税理士は独占業務として、会社の税務代理、税務書類作成、税務相談があります。つまり、税理士は町の何でも会計屋さんなのです。 ですから、もちろん個人の相続問題等も扱いますが、ここでは、一般的な中・零細企業、個人事業主等の会社の税理士業務を紹介し…

ストックオプションと株主提案について

ストックオプションと株主提案について書いていくことにする。ストックオプシヨンについては、経営陣に対してインセンティブが働くことになるため、投資家は基本的に好意的に受けとめているようである。 最近では退職慰労金代替としての1円オプションも増え…

監査委員会・指名委員会・報酬委員会

監査委員会・指名委員会・報酬委員会についてまとめていきたいと思う。監査委員会は、取締役や執行役の職務執行の監査を行い、株主総会に提出する会計監査人の選任・解任、会計監査人を再任しないことに関する議案の内容について決定する権限を有する。 監査…

多国籍展開のリスクを軽減するために

数多くの日本企業が海外に進出をしています。海外の売上比率もどんどんと高まっている企業も多く、縮小する日本市場であってもグローバル規模で成長を目指していこうとしています。 しかし、海外に出ると言うことはそれだけリスクも大きいのです。どれだけ仕…

企業活動と様々な市場について

企業活動と様々な市場について話していきたいと思う。まずは完全競争市場から書いていきたいと思う。 完全競争市場とは、市場への参入と市場からの退出が完全に自由であり、同一のすなわち同質的な製品を提供する無数の小規模な企業で構成されているような市…

久しぶりに総会に出席してみよう

よくよく考えてみると「株主総会」というのは企業と株主が交流できる非常に貴重な機会ですね。皆さんは今までこうした株主総会に実際に出かけたことがありますか。 昔の総会屋が幅をきかせていた株主総会などに出席される経験があると「時間の無駄だ」とか「…

低コストのネットワークの利点について

低コストのネットワークの利点について書いていく。インターネットの使用者が負担するコストは、ISPのアクセスポイントまでの電話料とISPに支払う接続料である。 いったんインターネット網の中に入ればその後は無料であり、インターネットを介して国内、世界…

メンタル・アカウンティングについて考える

メンタル・アカウンティングについて考えていきたい。企業、政府をはじめ教会までもが会計システムを導入し、金銭の流れを追いかけ、分類整理している。一方、人はメンタル・アカウンティング・システムを持っている。 脳がファイル・キャビネットのようなメ…

転職したいと相談されたら

世界に比べて日本人の労働環境はストレスフルであるという指摘があります。労働時間も極めて長く、サービス残業もあたり前。給与も上がらず、キャリアが見えないという声を良く聞きます。 特に社会人経験が少ない若者世代の間では、仕事がきつくやりがいもな…

今後の日本製造業の在り方

日本経済は製造業の大躍進によって伸びてきました。昨今は日本のモノづくりはもうかつての勢いを失ってしまった、もう製造業はだめなのではないかという悲観論が巷にあふれてきています。 しかし、金融業界やIT業界でも世界に大きな影響了を与えるような日本…

ハラルが大注目

今、ハラルビジネスが注目を集めています。ハラルビジネスとはそもそもイスラム法に則った商品加工がなされており、イスラム教徒が安心して利用できるサービスや商品という意味です。 イスラム市場は急成長しており、韓国、台湾、タイなどのアジア各国、さら…

工業化社会と環境破壊の進行について

工業化社会と環境破壊の進行について、これから書いていこうと思う。工業社会の発展とともに、環境の問題も生じてくることになる。まず問題になったのが、工場からの排煙、排ガス、廃液などによって引き起こされる公害問題であった。 日本においては古くは明…

経営環境の変化について

経営環境の変化について考えていきたい。経営環境の変化まず第1に、株主との関係の変化がある。キャッシュフロー重視の思想が強まって、株の持ち合いという習慣が否定されつつあり、メインバンクの存在感が弱まってきている。 また事業や収益構造が投資家に…

インターネット広告の問題について

インターネット広告の問題について考えていきたいと思う。インターネット商用化以来多様な広告形態が発生した。多数のウェブサイト運営者、特に無料のウェブ検索エンジンや電子メールサービスの提供者は、費用償却の大部分を広告費収入に頼っている。 他の広…

インタラクティブウェブサイトについて

インタラクティブウェブサイトについて書いていきたい。上手に設計されたウェブサイトは印刷物その他より価値のある情報を提供する。コンテンツは的確で、信頼でき、正確でなければならない。 ウェブサイトは顧客が情報を検索しやすく見つけやすく作る必要が…

間接法で営業キャッシュフローを計算するには

キャッシュフロー計算書の項目のうち、営業キャッシュフローとは、企業が営業活動からどれくらいのキャッシュを得ているかを示すものです。 この営業キャッシュフローの計算の仕方には、2つの方法が存在します。 一つは、営業活動に伴って生じる資金の流出流…

税理士への評価と変更を考える機会

他人に仕事を依頼する時には、基本的に自分に出来ないことをお願いするということだと思います。それは能力的なことはもちろん、時間的な制約や、規模の確保が必要だという要因だったりします。 また、第三者的な視点の確保を目的に、あえて他人の意見を取り…

インターネットを使った小売り

インターネットを使った小売りについて書いていきたいと思う。インターネットを使った小売りは、デジタル商品だけではなく、さわったり、匂いをかいだり、試したりせずに買える日用品等に適している。 オンラインカタログや注文ウインドウで購入できるように…

ネットスーパーを続ける理由

近年、急成長しているのは、ネットスーパーだ。インターネットを使い商品を注文すると、指定された日に届くというサービス。消費者にとっては便利なサービスであるが、企業にとっては採算の確保が難しいという現状があるようだ。 やはり、ネットスーパーのメ…

税理士の報酬が意味するところ

皆さんが今の税理士を選んだ理由は一体なんでしょうか。もしかして親会社からの紹介や、友人からの推薦、または純粋に顧問料が安いからという理由だったでしょうか。 よくこの税理士に関して聞く意見の中には「仕事の割に顧問料が高い」というものがあります…

グローバル化には避けて通れないハラル

縮小していく日本市場のトレンドを受けて、これまでになく海外進出、グローバル事業展開への熱が過熱しています。 製造拠点の移動であれば以前は中国が多かったですが、東南アジアや南アジアへのシフトも加速しています。売り先の商圏としても、先進国だけで…