札幌の税理士事務所で働くスタッフのブログ

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人材採用の際に気をつけるべきポイントは?

経営を行っている方で必要となるのは人材です。もちろん人材は雇わなければいけませんが、どのような人材を雇うのか、といったことが大切になります。

 

人材の質によってこれからの事業の展開に影響が及ぼされるからです。

 

今回は、その人材を採用する際に注意する点について説明をしていきます。この記事を読んで人材を採用するポイントを理解してもらえると幸いです。

 

さて、人材を採用する上で重要なのは、あらかじめどのような人材が必要なのか、を明確にしておくことです。

 

どのような人が必要か、というのは業種や部署によって違います。

 

その業種や部署に合う人はどのような人なのか、といったことが曖昧であれば、人材を採用する際に採用する側の感性だけで雇ってしまう可能性があります。

 

そうではなく、今回の採用では最低限このような基準を達している人を採用すること。

 

このように採用の基準を採用する人たちや他の従業員との間で共有しておくようにしましょう。

 

例えば、企画をする部署や業種であれば他の人が思いつかないような独創的な発想が出来るような人が必要となります。

 

また、販売員などの営業であれば、もちろん話術に長けた人やコミュニケーション力が高い人を採用する必要があります。

 

そういった最低限の基準を設けた上で、後は会社の理念に同意できる人なのか、希望する企業のこれからの問題をしっかりと把握出来ているか、といったような点まで考えて面接に来る人を見るようにしないといけません。

 

そして、より多くの人からの募集が欲しいのであれば、採用募集の広告を多箇所に掲載しなければなりません。

 

例えば職業安定所や求人情報誌、またインターネットでの応募など、よりたくさんの人がその採用募集の広告に目がいくようにする必要があります。

 

そして、実際に面接をして「この人を採用しよう」と決めた場合、採用された人に対して「試用期間」を設けることも適切な人を選ぶ一つの手段です。

 

この期間は、新規採用者に対して、一定期間の間ある実務をやらせてみて、その意欲や行動などを見て、その業務に対する適性を判断する期間です。

 

そこで面接では見られなかった、その人の別の面が見られます。

 

またそこで業務を行ってもらうことで基礎的な知識やその場での規則といったことも同時に学習・習得が出来ます。

 

しかし、注意しなければいけないのが、「試用期間」とは新規採用者に対して自動的に発生するものではない、ということです。

 

しっかりとお互いの同意を得て初めて成り立ちますので、試用期間を設ける際には採用の際に新規採用者に明確に伝えて同意を得る必要があります。

 

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