札幌の税理士事務所で働くスタッフのブログ

札幌の税理士事務所で働きながら、様々な角度から記事を書いています。

ビジネスを始める前に考えるライバルや消費者の事

昔からビジネスの成功のために必要なのは「着眼点」であると言われています。皆さんはこの点に同意されるでしょうか。

 

企業のためにあまり莫大な資金やコネを持っていないとしても興味深い着眼点を備えていれば十分に利益を生み出していくことは可能なのです。

 

さて今日は少しこのような視点でビジネスを分析してみましょう。

 

もしこれから起業を考えていて、すでにその内容が決まっている場合には実際にイメージしながら読んでみてください。また既存の経営者にも参考になる内容だと思います。

 

成功する企業のためにはまず皆さんがこれから販売する商品やサービスの「購買頻度」というものを考えなくてはいけません。つまり皆さんの平均的顧客はどんな頻度で商品を購入するでしょうか。

 

それを考えて値段を決める必要があるのです。もちろん、皆さんは事業を始めるからにはできるだけ長くそれを継続させようと思っておられると思います。

 

ですからある程度の購買頻度がある商品でないと新規の顧客獲得は非常に難しくなるということができます。

 

もしくはその頻度が低ければ商品の単価を上げても引き続き買ってくれるお客さんがいるのか考えることも重要です。

 

これは非常に基本的なことですが、とても大切なことですので起業プランニングの初期の段階で押さえておきましょう。

 

またビジネスを行う以上は「ライバル」ということにも十分考慮を示していかなくてはいけません。まずビジネスを始める上で、直接的な競争相手となる会社をリストアップしてみてはいかがでしょうか。

 

彼らの商品の特徴や、売上高などを見て、どのように彼らと自分たちの会社が「差別化」できるか考えるのです。

 

既存企業の影響を軽く考えると参入したとしても思うように顧客を獲得できないなんて事態に陥ってしまうからです。

 

さらに今は直接的なライバルでなくても、将来的にライバルとなり得る分野や企業に関しても考えてみましょう。そうすれば自然と競合が少ない市場を見つけ、そこで起業するという選択肢が見えてくるのです。

 

起業の実際的な準備に入る前にぜひともこのようなことをしっかり検討してください。ですからアクションを起こす前の検討時間というのはかなり長期になるはずです。

 

なぜならこのような分析や調査は決して簡単に終わるものではないからです。でもこのような準備期間をしっかりとってビジネスを行う人はそれだけ成功する確率が上がっていきます。

 

ぜひ自分のビジネスプランにあてはめて考えてくださいね。

 

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