札幌の税理士事務所で働くスタッフのブログ

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税務署について アルバイト君

「税務署」でアルバイトができることは、ご存知ですか?

 

毎年、確定申告が行われる1月から3月までの期間に、アルバイトができるそうです。

 

「税務署」というとお堅いイメージがありますが、実際のアルバイトの内容はどうでしょうか?

 

内勤の場合は、パソコンへのデータ入力や書類の整理、簡単な雑務などがメインとなります。

 

また、確定申告の会場勤務の場合は、会場の案内をはじめ、申告書など関係書類の作成指導や税務相談、来場者からの苦情の受付・処理などが、主な仕事です。

 

税務署によっても、作業内容は異なると思います。ただ共通して言えることは、“アルバイトは、責任の重い仕事はしない”ということです。

 

安心は安心ですが、確定申告の終盤時期は、ものすごく忙しいようです。覚悟が必要ですね。

 

ただ、税務署のアルバイトの求人情報は、あまり出回らないようで、税務署のホームページくらいでしょうか、学校によっては、掲示板に求人情報が書いてあるくらいです。

 

面接は、税務署という堅いイメージの割には、カジュアルな格好で大丈夫のようです。でも、ジーパンにスニーカーは、避けておいたほうが無難かもしれません。スーツのほうが、いくらかましでしょう。

 

ただ、靴音の大きな靴(ミュールなど)は、禁止だそうです。

 

アルバイトに来ている人は、大学生や主婦層が中心です。特に、パート勤務の女性が多いようです。コツコツと真面目に来てくれる人が好まれるんでしょう。

 

時給は、おしなべて、アルバイトの平均的な時給のようですね。都道府県の最低基準よりかは幾分いいのかもしれませんね。

 

注意しておきたい点は、わからない事があれば職員にしっかりと聞くなど、そのときどきで確認を取ることです。

 

そもそも、確定申告という、納税者のお金に関連にすることですから、後から記入ミスや間違いが見つかると、その修正だけでも、大変な作業になることもありますから、間違わないことを心がけてくださいね。

 

最近でいえば、「電子申告」する人のケアも、欠かせない仕事のひとつになっているようですよ。

 

基本的には、申告者本人が入力しますが、慣れない人や、やり方がわからない人には、操作方法を教えたりすることになりますし、申告者がパソコン操作にお手上げ状態なら、本人に確認を取りながら代理で入力する状況も想定されます。

 

それに、税務署内だと安心するんでしょうか、書類によって触れられる人って、そう区別されてないような気もしますし、こういったところでは、納税者に対しても、署員に対しても、“何でもやる!”精神が必要となりそうです。

 

最後に、一番大切なことをひとつだけ。「守秘義務」の徹底です。

 

面接でも、とにかく「守秘義務」を順守できそうか?という点が重視されます。税務署からの信用を得ることが大事ですからね。

 

チェックする書類には、多数の個人情報が書かれています。絶対に口外してはいけません。「守秘義務」こそが、事務スキルよりも何よりも、一番大きな仕事でしょう。

 

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